外壁補修工事の内容

調査

悪いところ、不良部の調査を行います。

建物全体を調査し、躯体や下地の劣化部分をマーカーやテープを用いてマーキングを行い、適切に補修工事を実施します。

頑丈に作った建物であっても、経年劣化によって問題が発生する可能性があります。

外壁が劣化していないか?トラブルを抱えていないかを定期的に調査する必要があるのです。

穴あけ作業

調査後、浮きが生じている場所等に、ドリルで穴をあけて、専用の道具で薬品を注入します。

そのモルタルとコンクリートの接着が弱まり、隙間が生じた状態を浮きと呼びます。

そのままにしておくとタイルの剥落につながるため、その隙間にエポキシ樹脂の接着剤を充填して固定を行います。

タイル張り工事

割れたり、破損したりしたタイルは、部分的に張り替えて補修を行います。

タイル下で建築物の主要な部分のコンクリートが割れている場合は、コンクリートのひび割れ補修を行った後に新規にタイルを貼ります。

部分貼り替えとなるため、貼り替えを行わない周辺タイルとの色合いの違いや段差が生じないよう、注意して施工する必要があります。